N.K.(マーケティング)
東京貿易テクノシステム株式会社マーケティング部 グローバル統括チーム
	チームリーダー
	2011年入社 / 政治経済学部 経済学科 卒
「鶏口となるとも牛後となるなかれ。」これが独立して会社を立ち上げた父親から教わった我が家の裏・家訓。大手企業で埋もれるより、様々なことを任せてもらえる企業で経験を積み、力を蓄えた方がいいと子どもの頃から聞かされていました。そんな就職先を探す中で見つけたのが、当社。面接を通して、大きな裁量を任せてくれる会社だという印象も受け、入社の意志を固めました。実際、その直感は正しかった。国内営業からキャリアをスタートし、入社2年後には海外営業としてタイから中国、そしてインドまでのアジア地域を担当。現在は、既存プロダクトの受注・拡販を進めるプランを練る営業企画、新しいプロダクトの取り扱いの検討からプロモーションまでを考える商品企画、そして海外の営業拠点立ち上げの支援業務という3つのポジションを兼任。自分の中でブレイクスルーとなったのは海外営業をしていた際の、「仕事ってゲームなんだ!」という気づきです。成功を目指してゲームプランを描き、楽しんでその実現を進めればいい。困難を超えて想像通り、想像以上の成果を挙げられた時、社会を動かすインパクトを与えられた時、大きな喜びを感じます。
				  2019年。海外営業時代、まったく当社の拠点がなかったインドで大型案件を納品した際も大変でした。大型設備であり、納品する際には基礎工事が必要になるのですが、お客様が手配した工事会社では指示通りに進まず、現地に出向いてプランの修正、工事のやり直し、スケジュール管理などを実施。工事を軌道に乗せて無事に予定通り、作業を完了させることができました。その後、さらなる追加契約を獲得するために何が必要かを逆算した結果、サポート体制を整えるためにインド人エンジニアの採用を上申。採用したエンジニアのその後の東京貿易のインド法人への参画など、ゲームクリアに向けて体制作りを担当しました。そして最近、印象深かったゲームは、当社の独立30周年のプライベートショーのプレゼンです。そうそうたるお客様が来場されるこの式典で、会社の事業戦略を説明するプレゼンテーターに抜擢されました。日頃から社長や上司から今後の展望を聞いていて理解していたつもりでしたが、その戦略が導き出されるまでの背景や筋道の詳細までを語れるかというとそうではなかった…。社長や上司に何度もヒアリングを重ね、最終的には、来場されたお客様から「非常に良かった!」という評価をいただけるものにできましたが、これもハードモードなミッションでした。とにかく今、たくさんの経験をさせてもらっています。でも今後、父親のように独立したいか?と言われると答えはノー。当社、このスマートマニュファクチャリングという事業セグメント、そして東京貿易グループとフィールドを広げ、このゲームを楽しんでいきたいですね。ここでなら、世界を舞台にゲームができる。この先も飽きることなんて、なかなかなさそうです(笑)。
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