S.H.(営業)
東京貿易マテリアル株式会社営業本部 西日本営業部 倉敷営業所
主任
2017年入社 / 工学部・建設学科 卒
思い返せば、いつも人と異なる“道”を行くのが好きでした。進学も地元の友人が誰一人行かない県の大学を選んだし、大学では工学部に所属してコンクリートの素材の研究をしていたバリバリの理系でしたが、卒業後は広告代理店やアミューズメント系の営業職に。東京貿易マテリアルに転職したのも、グローバルに仕事がしたかったから。業務で中国や東南アジアに行けるんだったら最高だなと思って入社しました。入社後はお客様である製鉄所に対し、製鉄に必要不可欠な耐火れんがを提案・販売。国内でも大阪から九州まで西日本の製鉄メーカーを広く担当しつつ、時折、れんがを製造している中国の工場を訪問しています。まさに転職時に想像した通り、刺激に富んだ毎日を送っています。人がまだやっていないこと、新しいことに挑戦したい。不定形の耐火れんがの提案に挑戦したのも、そんな性質からでした。当時は工場で製造された定型の耐火れんがの販売がメイン。粉状の原料をお客様先に納品し、現場で水を混ぜて練り上げ、型枠に流し込んで生成する不定形のれんがは品質担保が難しく、現場立ち合いも必要なため、当社で提案を行う人はいませんでした。また、過去に不定形の耐火れんがに挑戦して失敗した経緯もあるらしく、足踏みしている状況でした。
しかし、不定形はお客様にとっては材料の単価を抑えることができ、市場的には定形よりも大きなものがあった。やらないよりはやって後悔した方がいい。国内の耐火物メーカーからパートナーを探し、試行錯誤を繰り返していきました。耐酸化性、耐溶損性、様々な検討を重ねて素材を選び、納品までのフローやフォロー体制もイチからつくっていきました。正直、簡単な道ではありませんでした。なぜそんなことに時間を使うのか?と言われることもありましたが、誰もやったことがないからこそ、価値がある。そう信じてやり抜き、2023年の冬、晴れて初受注に漕ぎつけることに成功。現在はこのノウハウを他のメンバー、営業所に水平展開し、会社としても不定形の耐火れんがに本腰を入れていく方針になっています。人の行かない道を行けば、苦労もあります。でも、そこにはまだ誰も手にしてない商機も眠っている。それを発見し、堀り起こす瞬間は、特別なものがあります。現在、鉄工業界はカーボンニュートラルの影響を受け、設備も製造方法も見直しが必要な変換期を迎えている。たくさんの新しいビジネスチャンスが生まれていくでしょう。これから入社される方にも、そんなチャンスを掴みとることをぜひ楽しんでいただけたらと思います。
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