Staff Interview

想いは国境を越え、
時を超えて。

M.W.(営業/営業管理)

東京貿易マテリアル株式会社

営業本部 鉄鋼部
主任
2002年入社 / 経済学部・アジア学副専攻 卒

「この海の向こうには、外国があるんだ!」子どもの頃、不思議でした。出身が横浜ということもあり、海をゆく貨物船を見ては、この先に日本とは違う国、言葉も通じない国があるのが不思議で。海外への想いが膨らみ、両親の反対も押し切って、アメリカの大学に進学しました。ずっと憧れていた”海の向こうの世界”へ飛び込みました。もちろん、楽しいばかりではなく、すべて英語で行われる授業についていくのもやっとで苦労もしましたが、若かったこともあり、次第に慣れていきました。そうして、2002年に帰国。「海外といえば、やはり貿易商社だ!」ということで、その名を冠する東京貿易(当時)に入社しました。以来20年以上携わってきたのが、鉄鋼輸出業務です。日本の鉄鋼メーカー様から鉄鋼製品を購入し、海外のお客様にお届けする仕事です。受発注、デリバリー、船積書類作成、代金回収まで、一連の貿易業務を担当しています。輸出先は、インド、インドネシア、韓国、ベトナム、南アフリカ、様々ですね。よく「鉄は国家なり、鉄は産業の米である。」と言われてきましたが、そうした重要な製品を海外へお届けする仕事に携われることを誇りに感じています。以前は男性ばかりの業界でしたが、最近は女性も多くなってきましたね。

入社当時、職種的には営業アシスタントでしたが、次第に海外のお客様との直接的なやり取りを任されるようになり、今は営業担当として海外出張に行くこともしばしば。英語に加えて中国語や韓国語も拙いながら使い、お客様とのコミュニケーションに努めています。そんな私が入社以来、大切にしているのは、誠実にお客様に向き合うこと。誠実さは、国や文化を超えて相手に通じます。以前、韓国のお客様から製品の品質改善についてご相談を受けたことがありました。経緯、認識の違いなど、ひとつひとつ丁寧に確認しながら、メーカー様、お客様、双方と会話を重ね、原因を探りました。技術的な内容は文系出身の私には難しい部分もありますが、メーカー様、また社内の技術者の方にご教示をいただきながら最適な解決策を模索しました。今はAIが急速に発展し、社会に広がり始めていて、これからさらに便利な時代になっていくでしょう。それでも誠実さや熱意、人の想いが人を動かす。人と人をつなぐ。それが、ビジネスの本質ではないでしょうか?人がいて、国があって、海がある…。そういう世界である限り、貿易がなくなることはありません。海の向こうには、「よく来たね」と迎えてくださるお客様がいます。国境を越え、海を越えて、仕事ができる。人とつながることができる。この貿易という仕事が、私は大好きです。これからも海外の現場に足を運びながら貿易の仕事を続けていきたいと思っています。子供の頃に見た、貨物船の進む先、海の向こうの世界に、今も夢を抱いています。